血液型はB、どちらかと言うと”新しもん好き”の部類に入ると思う。
新しいガジェット大好きで、”モノ・マガジン”や”GoodsPress”等のチェックが大好き。
その癖には慎重な面もあって、なるべくならトラブルが多い初期ロットには手を出したくない。
また、一端手に馴染むと周りではそれを見掛ける事が無くなっても、固執してしまう。。。
新しいもん好きの根本は、子供の頃からの分解癖で物理的なメカに興味があるから、また以前の職に関係するソフト部分についても、大いに気になる。
機械の仕組み好きな事は、育った東大阪と言う土地柄も大いに影響している。
近所には草木の生える公園すら無い街並み、そこかしらに町工場があり、鉄を溶かす溶鉱炉の火が1年中見れるし、プレスの動作音がそこいらで鳴っていた。
また、プラスチックの成形を行っている工場も多く、歯ブラシやコップ等がまるでプラモデルの様に枠に形成しているのをよく見かけた。
外で遊ぶ広場も無く、もっぱら工場の間の路地や工場の屋根や、ガレージの屋根が遊び場だった。
中学生の時は既に、近所の町工場で夏休みや冬休みにお手伝いをして、お駄賃を貰う事もあった。
まあ、いけない事ではあるが、色んな機械が使いこなせるのは自分にとって面白く、またある分野では特許申請をするような部品の加工に加わる事も嬉しかった。
今でも特に思い出に残っているのは、京の老舗で使う心太(ところてん)が押し出される部分は、通常針金を組んで作られていて、ある程度使用すると廃棄されるのだが、この部分を無垢のステンを削って作る事になった。
(写真のものはステンの針金製、でもクロスさせて無いので、最初から形が歪)
鋳型にすれば、同じものが何回も作成可能だが、なにぶん相手が水物なので錆が気になる、そこでステンで作る事になったのだ。
流石にステンは固いし、作業は大変だった。
碁盤の目の位置にドリルで穴を明け、丸穴を鑢でひたすら角穴へ修正していく。
最初は大胆に全体を荒削り、縁残りが少なくなると形状を微調整しながら、全体的なバランスも考えて修正をしていく。
ある程度出来たら切れ味を確認し、エッジの立つ心太が押し出されるのを確認。
最後は、見栄えを良くする為に鑢の擦り跡を消して、ピカピカに仕上げて完成。
通常の針金と比べ、かなり丈夫に仕上がった為、運が良ければ未だに使われているかも知れないと思うと、ひじょうに感慨深いです。
PS. 今は無き母へ 結局何処で使われているか、判らんかったわ。 中途半端でごめん。