2013年10月3日木曜日

DAIWA SUPER MILLIONAIRE ST-15L その後

ここのところ、思ってもいなかった機種が検索でのヒット上位を占めている。

自分のミッシングリーク(魔の空白期間)、いわゆるMAG世代のベイトキャスティングリールである。

元々、手に入れるつもりはまったく無かったのだが、ABU 3601C のMAG可を試みる為に、ネットでの写真情報だけで無く、実機が欲しくなったのだ。
構造的な事は殆ど写真で事足りるのだが、実機がある方がなにかと理解度が進む。
それに、『メーカーMAGの実力や如何に!!』って事で、DIY・MAG化の性能を比較するお手本にもなると目論んだ。

ついでに、『未知の領域のレフトMAGを一個手に入れてみたい』、って思う事も要因の一つではある訳で。。。

その時に出入りしていた掲示板にタイムリーな情報があり、無事オークションでGETし手元に到着。

で、手に要れて失望(涙)

当時の事だからネオジウム磁石なんか使われている訳も無く、単なるフェライト磁石が付いているのは仕方がないが、その磁力の使い方がまた凄い。

スプールに大きな銅のお椀が付いていて、これを挟むように本体に磁石が取り付けられている。

『スプール、重過ぎ。この構造はモーターそのものやん。。。』

現在主流は、電磁力によるブレーキ効果を狙ったものですが、恐らくこれはモーターを参考にした発電機もどき(笑)

銅の大きなお椀も、それだけでいったいどのくらいの重量があるのか、外して量った訳では無いが見た目には10円玉と変わらない、そうすると恐らく4.5g程度。。。

『オイオイ、こんな重いもんスプールにくっ付けるなよなぁ(涙)』


穴あきスプールのある昨今では、考えられないような暴挙です。

しかも、回転部分の外側の重量増加は、回転慣性について物凄く影響します。

そんな事を見てしまい、自分で使う気が失せてしまった。

手に入れるまでは、3601CのDIY・MAG化と比較しようと思っていたけれど、自分のキャスティングウェイト枠はおよそ4g~12g程度、恐らく10g程度ではまともな勝負にならない雰囲気がプンプンして、やる前から戦意喪失。

一応、念の為、しつこいけれど、子供に『これ、小さくて使いやすいよ~』と持たせるが、『こんなん要らん!』と即答される始末。

そう言う自分も要らないので、御蔵入りとしてました。

でもねぇ、検索でヒットが上位に来る度に、不憫に思っていたんだよねぇ。

で、ふと気が付いた。

『パンコイ専用機としてなら、使えるんじゃ無かろうか?』

それしか無いから今まで使っていたが、なにもパンコイにABUを投入するバカはおらんじゃろう。

そうだ、それがいい。

『道具は使ってこそ価値がある』
『使わない骨董品は、持っている価値が無い』
『壊れたりして使えなくなったものは、デザインが素晴らしければインテリアになる』

そう思って、余っていたPEモドキ(PE+ポリエステル)のラインを装填。

で、改めて気が付いた点が一つ。

ドラグの操作が普通と逆でした。

前進方向(反時計回り)に廻すと緩める、手前方向(時計周り)に廻すと閉める、おいおい流石DAIWAさんだねぇ、左右逆にしてそのままやんか。
SHIMANOさんは自転車やっとったから、回転部分の方向性は揃えてる筈やねんけど。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿

小動物の落とし物。。。

猫かイタチかは知らないが、会社のトイレの床の排水溝近辺に糞を垂れた奴が居るらしい。 そこまでするなら便器の中にしてくれれば良いのに(笑) まぁ、ニオイ対策で帰る前にトイレの戸を開けて帰るようにしているのだが、それで入り込めたんだろうな。 とりあえず、戸を閉めて帰る事にしたが...