人身事故にならない限り殆ど報道されていないので、あまり人々が意識しているとは思えないんだけれど、自転車通勤をしている自分から見ると、確実に道路脇に突っ込んでいる車が増えた。
実際に突っ込んだ現場も見たし、事故後の処理された現場も随分と見て来た。
2車線ある道路中央側から歩道の上まで延々とブレーキ跡が残っていたり、路側帯の街路樹を5本程なぎ倒して更に民家の壁に突っ込んでいるのも見掛けた。
そこまでに至っていないケースもかなり見て来たが、街中を走っている車の様子を伺っていると、運転者の技能低下が見て取れるように思う。
一概にそれだけが原因とは言えないが、技能低下しているにも関わらず、相変わらず運転中にテレビを見たり、スマホを見ながら運転したり。。。
車線を跨ぐほどの蛇行をしながら運転している奴の多い事!!。
一昔前は運転のプロと思っていたタクシーの運転手も、今は質が落ちて酷いもの。
無理やり退職させられて仕方なしに選んだドライバーが多いのか、運転技術に関しては素人と殆ど大差ない人も多く見受けられる。
会社の業績が悪化して社員が減らされ、残った社員は馬車馬の様に働かされ、疲労が溜まりまくり。
そんなケースもあるのか、信号待ちしていて青になったのに動き出さないのも何回か見た。流石にこれは一回だけだけれど、中からいびきが聞こえて来た時もあったなぁ。
最後は、ちょい脱線だね。
こんな風に運転技術が低下しているにも関わらず、ドライバーの危機意識が希薄な原因の一つは、至れり尽くせりの運転環境にあると思う。
自分が人の運転する車に乗って怖いのは、概ね3つ。
(1).停止させるまでのブレーキが急。
→ ほんまスイッチやね、路面が濡れている時はABSやTRSが利きまくり(涙)
(2).走行中の車間距離が近い。
→ 晴れも雨も砂利が浮いてても関係無し、ABSが動作しようがTRSが制御しようがいつも同じ調子(涙)
(3).コーナーでの減速不足。
→ これもABSやTRSの恩恵が無いと絶対無理な速度でも平気で突っ込んで行きよる(涙)
あ、あと車線変更する際に、ミラーだけしか見ていないのも怖いです。
ミラーで全てが見えると思い込んでいるんやね、死角がある事をまったく理解していないから、こっちが真横に居るのにミラーだけ確認して、平然と車線変更して来られた事があったわ(汗)
ホーンを鳴らすもくそも無くて、こっちは更に横の車線までぶっ飛んで逃げた、当の本人は気付かず同乗者の慌てた素振りが印象に残ってます。。。
これに関しても既にブラインドセンサーが設定されていたりするけれど、問題なのはこれらに代表されるような各種運転補助装備を、まるっきり頼り切った状態で運転している奴が居ることだと思う。
人間はうっかりする生きものなので、万一の場合を防止すると言う意味においては、今後必要な装備だと思う。
けれども、自分の横着の為に装備を使うようになっちゃあ終わりだよ。
何処とは言わないが、『よそ見してたら自動でブレーキが掛かって良かった』『前を見ずにアクセルを踏んだけれど、前に進まなくて助かった』の記事をこれ見よがしに掲載しているメーカーがあるけれど、その事を問題視せず、安全な車としてアピールするだけのおバカな事は止めて貰いたいもんだ。
まずは、ドライバーの安全意識の向上と技術の向上、それが出来ないなら人に運転させない技術を推し進めるしか道は無い。
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