2016年5月7日土曜日

大和川下流域のオイカワ事情

オイカワカムバック!!

春先から数回オイカワを狙ってドライフライを投げていますが、いっこうにその姿を拝めません。
こんな筈では無いと、場所を変えて繰り返したりニンフ系を沈めて流すも効果がありません。

『おかしいなぁ、こんな筈では無い』なんて思うけれど現実は厳しいです。

で、GW中に自転車で上流下流のオイカワ追跡(観察)を行って見て気付いた点があります。

1)昨年に親となったであろう、10cm以上のオイカワが全く見つからない。
2)2cmほどのオイカワの新子達が浅瀬の物陰で無数に見られる。

現時点でターゲットとなる親のオイカワは、少なくとも(目視による判断ではあるが)居ない。

??? 親魚は一体何処へ ???

寒い次期に流れの無い深みで親のオイカワを餌で釣った事があるけれど、そう言う場所に潜む程もう寒くは無いのに。。。

隈なく探したが、少なくとも塩分の交じる下流側には一匹も見られなかった。
トロ場近辺や障害物脇にも、やはり居ない。

上流部はそんなに隈なく探した訳では無いが、それでもそれらしい場所にオイカワの親らしき姿は見られなかった。

序に、大和川へ流れ込んでいる西除川も5km程遡って確認したが、同じようにオイカワの親らしき姿は見られなかった。

まさか、鮎のような1年魚じゃ無いしねぇ。
全て親は上流へ行ってしまったのか。

現状では、今見られるオイカワの稚魚がフライに掛るほど大きくなるの待つしか無いのかなあ。
そうすると、恐らく6月下旬~7月上旬となりそうです。

夢は、婚姻色が出て追い星まで出来たオスのオイカワを釣ることだけど、それを散歩釣りで叶えようと言うのは難しいのかなぁ(>_<;)

2 件のコメント:

  1. りょう@淀川鱸2016年5月7日 19:05

    伏流する河川に住む魚の宿命かも。

    こんにちは。自分は昭和40年代に武庫川の宝塚辺りで川遊びしてましたが、
    そのときは水量も豊富で宝来橋の上から20センチ以上の鮎がいっぱいハミを
    いているのを見た記憶がありますし、オイカワの婚姻色のをサバムシでビクに
    いっぱい釣ったこともありました。
    でも三田市辺りの開発が進み、武庫川の水量が一気に減ってしまいました。
    もともと武庫川は西宮辺りでは伏流して、流れる水もなくなる川でしたので、
    そこに住む魚は水量があれば魚種も魚影も豊富ですが、水が無くなると
    下流域では全滅、あるいは鳥に食べられて減少するってことになってました。
    でも水量が安定しだすと、いつの間にか魚種も魚影も増える、そんな繰り返しだったと
    思います。おそらく水量の安定した上中流域からの個体が自然繁殖しだすのでしょう。
    夏になったら田んぼの用水路に魚がいっぱいあふれるのと同じだと思います。
    大和川は慢性的な渇水と起伏のない平洲底の川なので魚が身を隠す場所も少ないし、
    鳥などの外的に食べられて個体数は減るものだと思います。
    夏の増水で一気に上流から魚が流れてきて、安定した水量のもとで産卵できれば
    すぐに魚影は回復すると思います。
    以上は半分以上独自推論でしたが、伏流河川に住む魚の運命ではないでしょうか。

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    1. こんばんわ

      そう言われれば、思い当たる節もあり。
      少なくとも去年の秋までは、ちょいちょいフライで釣れるぐらいのオイカワの群れがいたもんなぁ。
      それに、50羽を超える川鵜の群れが上流から川幅いっぱいに広がって、魚達を追い込んで眼の前を通過するのも何度も目撃してました。
      やがて、冬が開けてその川鵜も見掛ける数が減り、それと同じくして小魚達も殆ど見掛ける事が無くなっていた気がします。
      だとすると、一匹も居ない状況では無いが極端に数が減ってしまった状態なんでしょうね。

      稚魚しかいない今の状況は、大雨で川上から魚が流れて来て補充されるのを待つと考えると、雨季の到来以降に釣れ出すのとも一致しますね。
      それに、ルアーで狙っているニゴイも河口でボラの子を食っているか、もっと中流域でオイカワ達を食っているから、自分の釣っている領域では極端に数が少ないんでしょうね。

      まぁこれで、少ないながらもその中で拾い釣りする心づもりが出来ました。
      ありがとう御座います。

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先に突っ込んだもん勝ち

 嫌な感じがしたから何時もよりスピード抑えて侵入したら、案の定。。。 しかも、前でスピード落として当てさせようとしたんだろうか?。