2013年3月19日火曜日
何故に自分は大和川で釣れないんだろう?
上流から下流まで、延長68kmのこの川をメインの場所として釣っている人は多い。
対象魚も、コイを始め河口域ではスズキも多く釣られている実績がある。
釣れる実績の場所へ足繁く通い、情報を得て学習する。そうする事が確実な方法。そうする事が賢い選択。
でも、素直にそれが出来ない。
『もっと自由に釣りをしたい』、その気持ちは確かにあるが、『家族と一緒に』の思いも大きい。
妻とはもう30年弱の釣り供となった、妻の居ない釣りは自分にとって片腕を無くした状態に感ぜられてしまい、何もする事が無い休日でさえ、積極的に釣りに行こうとは思わなくなってしまった。色々考えると無理に妻を誘う事も憚られるし、妻も私に『釣りに行こう』と言われると困ると思う。そんな状況ですが、子供に『釣りに行きたい』と言われ、妻も一緒に連れて行くといい顔している妻が見れて、嬉しいような悲しいようななんか色々と複雑です。(日焼けとかちょっとした怪我とか、色々気を付けないといけないので、あれもダメこれもダメを意識すると。。。でも、笑顔は体に良いんだよね)
積極的には思わなくなったが、それでも水を見たりロッドやリールを見たりしていると、釣りの虫が騒ぎ出す。。。
正直、自己嫌悪。それが嫌なら、家の中の釣り道具を仕舞い込んでしまえば良いだけの事。それを実行しない自分が居る。
ただ、会社帰りの道中にあった中古釣具屋が無くなったのは、今後自分の心境になんらかの変化をもたらすかも知れない。
休日前に『明日は天気が良さそうだ』なんて思い、ふらっと寄って目ぼしいルアーを購入する。当然、購入したら使ってみたい気持ちがふつふつと湧いてくる。そんな思い付きの行動が出来なくなる事は、自分と釣りの距離感を変えるきっかけとなってしまう。
散歩がてらの大和川の釣りは、妻に気兼ねする事無く自分が出来る釣り、但しそれは散歩の範囲を超えてはいけない。途中自転車を使ったりしているが、それでも実際に散歩で歩いて行った場所に限っているし、対岸の堺市に至っては散歩の範囲だけれども手を出していない。
このルールで大和川の釣りを行っているが、現状ではまともにヒットまでこぎ着けたのはたったの2回。
一度目は初めて2ヶ月程の時に、その存在すら見たことが無いニゴイがヒット、護岸まで寄せたがまさか釣れると思っても居なかったのでランディングの方法が無く、せめて写真でもとごそごそしていて痛恨のラインブレーク。
2回目はそれから更に半年後程の事、前日の雨で笹濁り状態の目前の瀬で、ナマズがワームを追いかけて下るのを目撃しヒット、但し近くに寄せる際に激流に揉まれ、重量級のナマズ重量+流速には勝てずまたまたラインブレーク。
この時以来、リーダーの使用を外してPEライン直結で狙っているが、いまだ達成せず。
あ、途中秋にマハゼが狙って2匹釣れたなぁ。
よっぽど良い状況の時はPEライン直結でも問題は無さそうだけれど、逆に言うとそうじゃ無い場合は圧倒的に不利みたい。
ラインブレークを嫌ってPE直結にしているが、あまりに釣れない。たかが大和川での散歩釣りと思って、高価なフロロラインを奢るのを躊躇していたが、そろそろその考えを改めてフロロ使ってみようと思ってます。
また、基本の対象魚はニゴイとナマズにするつもりですが、この際変な拘りは捨ててコイも対象にして見よう。いや、もっと幅を広げて、オイカワや遡上して来るボラもフライでなら狙えそうだと気が付きました。(本当は、釣り場の制約を解除すれば一番なんだろうけどねぇ、あくまで散歩に拘る理由が今となっては自分にも判んないんです)
丸竹ロッドと言うのを知ってしまい、フライロッドやルアーロッドを作って遊んでみようかと言う野望も湧いている。
結局釣りバカは、死ななきゃ治らない様です。。。
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