2013年6月11日火曜日

梅雨の時期になると思い出す。。。


子供の頃、家の中に普通じゃ無い程に水槽を持っていたが、ごく近所に同じようなライバルが居た。

ライバルは一つ上の幼なじみ、だけれども奴には歳の離れた兄貴が居て、同じように魚狂い。もっと言うと親父まで含めた魚狂いの家族でした。

当然、その家に尋常じゃ無い程の水槽があり、水槽の数だけじゃなく、魚の種類でも敵わなかった訳ですが、そんなコネクションが幸いして、美味しい事も多々あった訳でして。。。

その一つを白状しましょう。

場所は奈良県は大和郡山、この地は全国でも有名な金魚の産地、その当時はまだ平地の池で夜店用の金魚なんかを育てていたんでしょうね、梅雨の大雨になると毎回の如く反乱した池から金魚が逃げたして、近くの用水路や川の淀みに溜まります。

その数がまた尋常では無く、川が一面真っ赤に染まります。

流石に平日は無理ですが、土曜日が大雨になった日曜日には誘って貰って早朝から川へGo(笑)

そりゃあもう、個人でどうするんだって言うぐらい網で掬いました。

持って帰るのも、この家族は機材を揃えてるので、問題有りません。

捕った金魚は全て持ち帰り、肉食魚の餌として飼われます。

年に数回も無いけれど、普通の人がした事無い経験で楽しみましたねぇ。

そうそう、上はちんけな金魚の話やけれど、たまにはランチュウの子供や血統の良さそうな錦鯉も捕れたよぉ。

当時、佐保川で釣りすると金魚を見かける事が多かったし、なにより赤い金魚を針に付けて釣ると雷魚が良く釣れました。
(後にルアーをやるようになり、思い出して金魚のようなルアーで雷魚を狙うも全然他では釣れなかった)

ランチュウの子供は最初は地味な色やからなかなか見つけ難いし、数日経った奴はそれなりに自然環境に適合していて用心深い。でも所詮飼われていた魚だから、金魚の餌を撒くと『パクパクと水面に浮いてくる』ので、それを一網打尽にするだけ(笑)

流石にこんなバカな状態が長く続く訳は無く、やがて赤い川は見る事が出来なくなりましたけどね。

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