2013年6月5日水曜日

現状書きかけ中  外来種(広域:ワールドワイド 狭域:地方)

ありとあらゆるものが、外来種として日本に入って来ています。

人が直接持ち込むもの、意図せず持ち込んでしまうもの、温度等の環境を変えてしまった為に移動を許してしまったもの。

見えるもの、見えないもの。

一時的に爆発的に増え問題となる事も多々ありますが、それも長い年月においてはやがて均衡が取れて治まってゆく。

但し、旺盛な繁殖力を持つ場合には脅威となり、場合によって既存の天敵となり絶滅にまで追い込んでしまう事がある。

自分たちの子供の頃で有名なのは”セイタカアワダチソウ”、親から聞いて知ったのは”アメリカザリガニ”や”ウシガエル”等、どれも今では日本での普通種と言える状態、と言うより現実において既に”アメリカザリガニ”や”ウシガエル”においては、容易に捕まえる事すら難しくなってしまった。

自分の好きな甲虫にしても、既に日本に居るはずの無い奴が捕獲される事もある。
昨今人気の養蜂等でも、飼われている大半は”セイヨウミツバチ”と言う種類、日本古来の”ニホンミツバチ”は極僅かにしか存在していないし、既に交雑も生じている。

魚も同じく、自分の中学生当時には限られた場所でしかブルーギルやブラックバスが居なかったが、今やブルーギルにおいては居ない池を探す方が難しい。
海外ものでは無いが、琵琶湖産稚鮎を放流する際に紛れて、全国の河川に琵琶湖産のxxxxが蔓延った、しかも現地に近種が居る場合は交雑する事もあっただろう。

野菜に至っても色んな外国産の野菜が栽培され、場合によっては品種改良と言う名のもとに、交雑種が平然と作られる。

畜産においても鶏や豚等、もう『あなたの祖先は誰ですか?』って言うぐらい、国内外を問わずワールドワイドな存在となっている。

こんな状態になってしまって、外来種が悪いと言えるのだろうか?。

人が介在しなくても、生物の衰退繁栄は繰り返される事だったと思う。天変地異やその外来種の力(生命力)にも勿論影響された筈だ。

外来種の立場で言えば、『生きてゆく為に、発揮出来る能力をフルに発揮しただけ』と言えると思う。
多くの外来種は普通自殺なんかはしない、”ハーメルンの笛吹き男”のような状況は爆発的に増えた数を統制して、種の温存を狙う為の手段だったんだろう。
その自然の法則に背く事をするのは人間だけだ。
舐めるや葉っぱを食らって吐くと言う行為を一部の動物は行うが、治療と言う行為を行う事が既に自然の法則に背く行為だとして

も、今更止められる訳がない。(自分としても苦しいのは嫌だし、治療する事で直せる病気が有るなら直したい)

ただ人が介在する事で、何百年或いは何千年と言う単位で変化があったであろう事が、数年或いは数十年で変わるようになってしまった。

自然界を含め、その事に対する対処が出来ない事が悲劇を引き起こす。

先に述べると色々混乱するので敢えて出すのを避けたが、実は病原性ウィルスなんかも外来種と言えると思う。

少なくともこれに関して拡散は嬉しくないし、日本に入って来て欲しくも無いね。

今までの外来種と言うのは生物を指していたが、今後はもっと広い範囲で使われる言葉になるかも知れない。

あの地方でxxxxが売れているので、わが町も同じ特産品のxxxxで町起こしをやろうとする。

故意に自分の町へ取り込むので、外来種と言う言い方は変だけれど、もともとその地方での売り物で無かったのであれば、外から持ち込んだと言える。

地域での管理・日本での管理・世界での管理、そう言う管理で物事をくるる事が不自然な状態になって来ているんだろうね。

地球全体を地球号と考える。そんな世界の考えが一体何時の世になれば出来るようになるんだろう。

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