鯉に関するあれこれを、手短な大和川や西除川から学びました。
過去の経験に対する改修も含め、一旦整理をしてみます。
①過去の鯉とは種類が違って来た。
自分が子供の頃は野鯉は、もっとスリムでした。掛け軸に描かれているような体格の良い鯉は、野鯉にはいませんでした。
が、今は体格の立派な奴が殆どです。
鯉の世界でも食生活が変わり、メタボな鯉が増えたのも一因ですが、どうやら飼育しされている鯉との混血が進み、DNAレベルでも変化が見られるようです。
②60cmを境に、食性の好みに変化が現れる。
基本的に雑食(と言うより、口に入れて食べれるか食べれないかだけの判断)ですが、巨体を維持する為に60cmより大きくなると、より動物性の物を好む傾向にある様です。
③水面を流れる 白・銀系の浮遊物には興味津々。
一部の場所でパン屑の餌を貰ってるからでしょうね。公園の鯉まではいきませんが、それでも数日繰り返すと条件反射で集まって来ます。
という事は、どうしても釣りたい場合の奥の手(卑怯な手)が有ると言う事ですね。
④水温で10℃を下回ると動きが緩慢になる。
もちろん餌を取る量も減ってきます。(完全な冬眠はしません、半冬眠です)
⑤水温15℃を超えると動きが活発になる。
冬から初夏にかけて、産卵の時期前は特に活発に動くし、餌も貪欲に漁ります。
もちろん、動物性の餌も大好物です。
⑥水温15℃を下回ると、半冬眠の準備でよく食べるようになる。
半冬眠への準備に入るんでしょうね。動物性の餌にも興味津々です。
⑦水温25℃を超えると、流れのある所を好むようになる。
多分、酸素量がぐっと減るんだと思います。
流れの無いところでは、アップアップしてるのが良く見られます。
もちろん、食欲も減ってます。
⑧上流から流れてくるものには寛容。
上から、大きな袋が流れてきても結構無頓着です。
⑨水面上を飛んでくるものには結構敏感。
鵜やサギ等がいるからか、空中の飛行物(ルアーも)には結構敏感に反応して逃げます。
※ 餌釣りには色々なサイトがあるし、パンルアーについても色々あるので、トップで狙うなら。
①春または秋が狙い目
②人の通る所から30mは離す
③ゴミ溜まり或いは、本流脇の流れの緩い所を狙え
④上流から流れて来たを演出しろ
⑤流れにラインが引っ張られるとだめ
⑥白・銀でアピールしろ
⑦派手すぎる動きは駄目
⑧水面だけが勝負(浮きすぎても沈み過ぎても駄目)
⑨基本は朝夕(茂みで日陰があるなら日中も有効)
⑩パン屑で調査しろ(水面への活性が良く判る)
といったところでしょうか(笑)
2012年7月7日土曜日
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