2012年9月24日月曜日
ブレーキ
笑っちゃうどころか、熱がこもって危険です。
こと乗り物に関して、はある意味もっとも重要なファクターの一つである事は疑う余地も無い。
よく借り出される比喩としては
『故障して動けないのは、本人にとって困るだけの事。』
『故障して止まれないのは、事故に繋がる。』
と言うぐらい重要な事。
でも、この事をちゃんと理解している人は意外に少ないと言う事が、日常の生活でもよく見掛けられる。
たとえば、自転車のブレーキワイヤーが片側切れたままで、普通に乗っている人。
雨が降ってるからって、傘を差して片手で自転車に乗る人。
車も自転車もだけど、明らかに空気が減っている状態で乗っている人。
山道の下りで、ブレーキランプが点きっ放しの車。
まさかの時にブレーキの能力を最大限使う事を、自ら拒否していると言う事に、どれだけの人が気が付いているのか?。
使用者から重要視されていないブレーキ、そりゃあメーカーも本腰入れて良いブレーキを作ろうとはしないわなぁ。
※ファミリーカーで例を例えると
『ブレーキの効きを5%強化しました』 ⇒ 売れ行きに影響しない
『ブレーキの踏み心地を追及しました』 ⇒ 売れ行きに影響しない
『カップホルダーを増設しました』 ⇒ 売れ行きに影響する
『xxxとのコラボレーション限定モデル』 ⇒ 売れ行きに影響する
ま、こんなもんですわ。
購入者は安全を気にしてると言いながら、実は世間体でそう言っているだけ、事実は安全に対する意識は低い。
そもそも、普通車で1トンを超える巨体を扱っている、その事を理解させずに免許を取らせている事が、問題だと思う。
高速道路で言えば、1トンの重量物が時速100kmで走っているんだ。
各種デバイスで制御する事も、もちろん必要だけど、危険な物を取り扱っている事の意識をはっきりと持たせる事が、一番重要なんだと思います。(難しいし、メーカーもイメージ悪化を恐れてなかなか踏み込めない。)
ところで、最近の車のブレーキってまるでスィッチの様だと思いませんか?。
自分は、ドーンと踏んで、グイッて力を入れて、後は力加減で制御する、そんな感じで何時も乗ってるので、たまに会社の車に乗ると、そりゃもうブレーキが効きすぎて不快な状況になります。
それを防ごうとすると、つま先だけブレーキに乗せて、そうっと(笑)
なにやら、足先でイケナイ事をしている様で。。。
正直、足指が攣りそうで拷問ですわ(涙)
でも、拷問なのはブレーキだけじゃ無くって、アクセルも柔だし、ハンドルも軽くて頼りないし、何時も思うのは、『まるでゲームの中で車を運転してる』雰囲気だって事。
実世界で運転していても、なんだかバーチャルな世界での出来事みたいで、実感に乏しい。
感覚的なズレが終始付き纏うので、運転していて疲れる事疲れる事。
30分も乗ったらもう『かんべん』して欲しいです。
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