2012年9月14日金曜日

ギアのバックラッシ


とある所に書こうかと思ったが、止めた。

そこまでお節介するのも大人げない気がする。

が、折角書いた内容としては勿体ないので、自分の所で開示。
必要な内容なら、いずれたどり着くでしょう。

ギアの問題はもの凄く奥が深い。

外形の大きさと歯数だけじゃ解決出来ない問題が山積み。
特にバックラッシは大事。

入口は以下の通り(怖い物見たさで見るのも良し、そのまま飛ばすもよし)

講義ノート:もの作りのための機械設計工学
第6章 歯車機構の設計
lhttp://www.nmri.go.jp/eng/khirata/design/ch06/ch06_02.html



ABUの設計図面がどうなってるか不明だけど、設計した人が意図的に部品№を流用していないなら、例え使えたとしても設計者の意図するギアになってない可能性大。(歯の形状が違うとか、バックラッシの大きさも違う可能性あり。)

自分は、標準セットギアの組み合わせ毎の流用は可と思っているが、異なる組み合わせは基本的にはしない。
部品としての精度誤差もあるから、たとえ純正品でもダメな組み合わせの時がある。
しかも、軸やらなんらやらの消耗や変形で位置精度はどんどん変化するから、昨日はOK、今日はNGも有りうるから始末におけん。(使ってるうちに、削れて良くなる場合もあるのかも?)

安全マージンを極力取るなら純正品、それ以外は自分の責任で、って事ですわ。

あ、そうそうバックラッシに絡む内容としてオイル・グリスの役割も重要です。



ん、そう言えば中学生の時に、鉄工所のアルバイトで作った織機用の真鍮ギアセット、今でも新潟で動いてるやろか?。
もちろんこんな事知らずに、手でゴリゴリ削って作って当りを見てってしてたから、心配になって来た。
『渡辺さん、動いてる?。』(汗)

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